医院名で検索してもホームページがでてこない

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2019.01.29

医院名で検索してもホームページがでてこない

医院名で検索してもホームページがでてこない

最終更新日:2025/12/10

2018年8月に実施された、医療健康サイト向けのアルゴリズムのアップデート以降、クリニック名で検索しても、公式ホームページが検索結果にでてこないという事例が全国的に増えました。

特にやってはいけないことをしているわけでもなく、これまでクリニック名で検索結果の1番目に表示されていたホームページが突然数ページ目、最悪は100位圏外までいっても表示されないという異常ともいえる状態です。

今回は、2025年の検索エンジンの仕組みを踏まえ、すぐに実践できる具体的な対策を分かりやすく解説します。

きっかけは医療分野向けのアルゴリズム強化

発端は、20188月に実施された医療・健康領域を対象とした大規模アップデートでした。
それ以降も 医療コンテンツの品質評価を強化するアップデートが定期的にされており、2023年〜2025年の間に再び順位変動が活発化しました。

医療分野は、誤った情報が人命に関わるため、Googleは医療関連サイトの評価基準を特に厳格にしています。

Googleはこのアップデートについて「医療従事者 / 専門家 / 医療機関等による信頼性の高い情報を上位表示しやすくする」
と発表しています。

つまり、本来医療機関のホームページは優遇されるはずです。
それでも順位が落ちているケースがあるということは、別の原因が存在します。

ホームページが検索結果に表示されない原因と対策

患者様が医院名で検索しているのにホームページが出てこない主な原因は、検索エンジン(Googleなど)が貴院のホームページを「正しく、かつ最も信頼できる情報源」として認識できていない状態にあるからです。

検索エンジンは、世界中のウェブサイトを巡回して情報を集め、「これは何についてのウェブサイトか?」「どれが最も正確な情報か?」を機械的に判断しています。

検索エンジンが認識できず、検索結果に表示されない主な理由は以下の3点です。それぞれ、詳しく解説します。

  • ホームページが「公開されただけ」の状態になっている
  • コンテンツの質が低いと判断されている
  • Googleビジネスプロフィールで「別サイト」を掲載している

ホームページが「公開されただけ」の状態

ホームページを公開した直後は、まだ検索エンジンの巡回ロボット(クローラー)がページの存在を見つけられていないか、「まだ新しいから、もう少し様子を見よう」と評価を保留している場合があります。

クローラーが勝手にホームページを見つけてくれるのを待つだけでは、検索結果に表示されるまで時間がかかってしまいます。

対策

検索エンジンにサイトを確実に認識してもらうための「検索エンジンにサイトの存在を知らせる作業」をすることが重要になります。

その際に活用できるのが Googleサーチコンソールです。

サーチコンソールでは、ウェブサイト全体の『目次』(サイトマップ)をGoogleに提出したり、新しく作ったページを『すぐに検索結果に出してください』と直接リクエストしたり(インデックス登録リクエスト)、Googleがきちんとあなたのウェブサイトのすべてのページを見つけられているか(カバレッジ状況)の確認をすることができます。

関連記事:【2025年】初心者必見!Googleサーチコンソールでよく使う主要機能

コンテンツの質が低いと判断されている

前述のとおり、検索エンジンはウェブ上のあらゆる場所にある情報(口コミサイト、地域の情報ポータル、古い情報など)を比較し、判断します。

このとき、ホームページの情報が、他の情報源と比べて正確で最新の情報であると判断できないと、他のウェブサイトや情報に表示順位を譲ってしまうことがあります。

特に、医療に関する情報は、人の健康に直接かかわるため、GoogleはこれをYMYL(Your Money Your Life)と呼ばれる「極めて慎重に扱うべき分野」として、一般的なウェブサイトよりも厳しく品質をチェックしています。

対策

2025年現在、検索エンジンが医療機関のウェブサイトを評価する上で特に重視しているのは、「その情報が、信頼できる専門家から提供されているか」という点です。これはGoogleが提唱する、E-E-A-T(経験・専門性・権威性・信頼性)という評価基準にまとめられています。

E-E-A-Tを高め、検索エンジンに正しく評価してもらえるように、以下のポイントを意識してみましょう。

  • スマートフォンにも対応しているホームページにする
  • 定期的に情報を更新する
  • 休診情報や診療時間を最新の情報に更新する
  • 医療系ポータル・学会サイトなどからの被リンクを獲得する

関連記事:E-E-A-Tとは?SEO対策に欠かせない4つの指標を徹底解説

Googleビジネスプロフィールで「別サイト」を掲載している

医院名で検索した際に、画面の右側や一番上に表示される地図、写真、診療時間などがまとまった情報枠をGoogleビジネスプロフィールと言います。

これはGoogleが「公式情報」として最も優先して表示する場所です。

ここにホームページとは別の、予約サイトやサテライトサイトを登録していると、Googleが「どっちが公式サイトなんだ?」と迷ってしまい、検索順位が安定しなくなることがあります。

また、医院の正式名称や、住所、電話番号、診療時間をウェブサイトと完全に一致させて登録・管理することも重要です。
これが不完全だと、検索エンジンは「どの情報が正しいか」を判断できません。

まとめ

クリニックのホームページが表示されないのは、信頼がないからではなく、「Googleに情報が正しく認識されていない」か「情報整理が不十分」なことが主な原因です。

「患者様を迷わせない、信頼性できる医院のホームページ」として機能させるために、以下の対策を実行してみましょう。

  • サーチコンソールを利用して検索エンジンにホームページを認識してもらう
  • E-E-A-T(経験・専門性・権威性・信頼性)に基づいたコンテンツ制作
  • Googleビジネスプロフィールの整備

この記事の監修者

高山英雄の顔写真

高山 英雄

有限会社ビジネススクウェア

代表取締役

会計事務所にて約17年間、数多くの医療機関・一般法人のコンサルティングに従事。
社長室長・グループ常務取締役を経て、平成17年に有限会社ビジネススクウェア設立。
300件以上のホームページサポート・SEO対策を手がける。

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