Webサイトの変更が反映されない?キャッシュクリアの方法をブラウザ別に解説

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2025.05.29

Webサイトの変更が反映されない?キャッシュクリアの方法をブラウザ別に解説

Webサイトの変更が反映されない?キャッシュクリアの方法をブラウザ別に解説

「ホームページを修正したのに変更が反映されない」「デザインが崩れて表示される」そんなとき、原因として多いのが"キャッシュ"の残存です。
本記事では、キャッシュの仕組みと削除(クリア)方法を、パソコン・スマートフォン別にわかりやすく解説します。
また、シークレットモード(プライベートブラウズ)での確認方法も併せてご紹介しており、「キャッシュを残さず最新状態でホームページを確認したい」という方にも最適な内容です。
Web担当の方や、サイトを頻繁に更新している方は、ぜひブックマークして活用ください。

キャッシュとは?

キャッシュとは、Webサイトに一度アクセスした際に、画像やスタイル、スクリプトなどのデータを一時的に保存する仕組みのことです。
これは、次回そのページを開くときに読み込みを早くするための便利な機能です。

例えば、以前アクセスしたクリニックのホームページのロゴやメニューのデータを、再びサイトにアクセスした際に再ダウンロードせず、PCやスマホ内の「キャッシュ」から読み込むことで表示が速くなります。

なぜキャッシュを削除する必要があるのか?

キャッシュは便利な機能ですが、問題が発生することもあります。
たとえば、ホームページを更新したのに、古い情報が表示されたままになることがあります。
これは、ブラウザが古いキャッシュを参照しており、新しいデータを読み込まないために起こってしまう現象です。

このようなときに「キャッシュを削除(クリア)」することで、ブラウザが改めて最新の情報を取得し、正しく表示されるようになります。

キャッシュクリアは誰でもできる簡単トラブル解決法

キャッシュ削除は、専門知識がなくても簡単に実行できる基本的な操作です。
特にホームページの内容を頻繁に更新する場合は、キャッシュクリアの方法を覚えておきましょう。

【PCブラウザ編】主要ブラウザのキャッシュクリア方法

ここでは、クリニックのホームページをご覧になる方やスタッフがよく使っている主要なブラウザに絞って、パソコンでのキャッシュ削除方法をご紹介します。
キャッシュのみを削除したい場合は、「閲覧履歴」や「Cookie」を誤って削除しないようご注意ください。

Google Chrome

①画面右上の「︙(縦の三点)」メニューをクリック
②「設定」を選択

③左側メニューの「プライバシーとセキュリティ」→「閲覧履歴データの削除」をクリック

④「基本」タブで、期間は「全期間」を選択
⑤「キャッシュされた画像とファイル」にチェックを入れる(Cookieなどは不要なら外す)
⑥「データを削除」をクリック

ブラウザの再起動を行うと、反映がスムーズになることがあります。
ログイン中のサイトがある場合は、Cookieを削除しないように注意しましょう。

Microsoft Edge

①画面右上の「...(三点リーダー)」をクリック
②「設定」を選択

③「プライバシー、検索、サービス」へ進む

④「閲覧データをクリア」→「クリアするデータの選択」

⑤時間の範囲から「すべての期間」を選択
⑥「キャッシュされた画像とファイル」にチェック
⑦「今すぐクリア」をクリック

Firefox

①右上の「≡(三本線)」→「設定」をクリック

②左の「プライバシーとセキュリティ」→「Cookie とサイトデータ」セクションへ
③「データを削除」ボタンをクリック

④期間から「すべての履歴」を選択
⑤「一時的にキャッシュされたファイルとページ」にチェックを入れる
⑥削除をクリック

Firefoxは設定画面がやや深い位置にあるため、迷った場合は「設定」内で「キャッシュ」と検索するのもおすすめです。

Safari

①画面上部の「Safari」メニューから「履歴を消去...」を選択

②消去の対象から「すべての履歴」を選んで「履歴を消去」

【スマートフォン編】スマホでのキャッシュクリア方法

ホームページを閲覧する際に、スマートフォンを利用している方も多いです。
ここでは、iPhoneとAndroidの主要ブラウザを中心にご紹介します。

iPhone(Safari)

①「設定」アプリを開く

②「アプリ」から「Safari」を選択

③下の方にスクロールし、「履歴とWebサイトデータを消去」をタップ

④確認画面が表示されたら「履歴とデータを消去」を選択

Android(Google Chrome)

※機種によって若干表示が異なることがあります。

①Chromeアプリを開き、画面右上の「︙」をタップ

②「閲覧履歴データを削除」をタップ

③「履歴」内の「閲覧履歴データを削除」をタップ

④「全期間」を選択し、「キャッシュされた画像とファイル」にチェックを入れる
⑤「データを削除」をタップ

シークレットモードの活用もおすすめ

キャッシュの影響で更新内容が正しく反映されないときは、キャッシュを削除するのが一般的な対処法ですが、もっと手軽に確認したい場合は、シークレットモード(プライベートブラウズモード)を使うのもおすすめです。

シークレットモードとは、ブラウザが履歴やキャッシュ、Cookieなどを保存せずに閲覧できるモードのことです。
これを使えば、現在のキャッシュに左右されず、ホームページを"まっさらな状態"で表示させることができます。

「修正が反映されたかどうかだけすぐ確認したい」といった際にも便利な方法なので、ぜひ覚えておいてください。

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